イーセクター、PCやサーバーを仮想シンクライアント化する「eSECTOR SGateX」


 株式会社イーセクターは、ロジカルテック株式会社が開発・販売するセキュリティ製品「LOCK STAR-SGateX」を、自社ブランド製品「eSECTOR SGateX」として11月1日より提供する。

 eSECTOR SgateXは、通信面ではVPNで安全性を高め、ローカルPCやサーバーは仮想シンクライアント化によりセキュリティを強化する製品。同製品がインストールされたPCは仮想シンクライアント化され、SGateXサーバーを経由して社内PCや各種サーバーに接続できるようになる。モバイルPCを利用して外出先から社内に接続した場合、モバイルPCのローカルHDDにはデータを残さない。キャッシュ上のデータもリブートにより完全に消去される。

 また、クライアントPCへのファイル保存やUSBデバイス制御、印刷制御、クリップボードへの貼り付けもユーザー単位で制御可能。クライアントPCから接続するネットワークをIPアドレス、ポート単位で許可/拒否できるため、想定外のウイルス感染リスクを軽減すると同時に私用ブラウジングを抑制し、業務効率の向上も見込めるという。

 認証は既存Active DirectoryやLDAPとの連携認証だけでなく、個別USBメモリを使用したキー認証による二要素認証に対応する。

 価格は、サーバーライセンスが19万8000円/サーバーから、クライアントライセンスが15万円/5クライアントから。

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(川島 弘之)
2012/10/30 13:36