日本技芸とチームスピリット、salesforce.com向けアプリケーションの連携機能を提供


 株式会社日本技芸と株式会社チームスピリットは16日、米salesforce.com関連アプリケーションの連携で協業すると発表した。いずれもForce.com上で構築されたアプリケーションである、日本技芸のソーシャルグループウェア「rakumoソーシャルスケジューラー」(以下、rakumo)と、チームスピリットのソーシャルワークフォースマネジメントツール「チームスピリット」の連携機能を提供開始する。

 この連携により、「rakumo」の行動予定に「チームスピリット」のジョブコードをひも付けたり、「チームスピリット」から「rakumo」の行動予定を取り込んで工数管理に使ったり、といったことを実現。現場の社員に負担をかけることなく、精度の高い日報・工数管理として行動予定を活用できるようになるとのこと。

 またsalesforce.comの「Sales Cloud」と組み合わせ、商談や取引先、行動予定・実績などをひも付けることも可能になるため、商談段階から受注、プロジェクトのデリバリーまでを一気通貫で管理できるとした。

 価格は、rakumoが1アカウントあたり月額945円。チームスピリットは1アカウントあたり月額630円で、27万3000円の初期導入費用が別途必要となる。

 なお両社では、連携機能提供を記念したキャンペーンも実施する。具体的には、rakumoとチームスピリットを同時に申し込むと、初年度の基本料を1アカウントあたり月額1260円に割り引くほか、チームスピリットの初期導入費用も半額で提供。また、チームスピリットのユーザーがrakumoを契約する場合、rakumoの初年度利用料を1アカウントあたり月額630円に値引きする。

 両キャンペーンとも、12月27日までに利用開始することが条件で、このほか事例掲載(社名とロゴの使用)、AppExchangeへのコメント投稿についても協力を求めるとしている。

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