Adobe、悪用が確認されたコードサイニング証明書を無効化


 米Adobe Systemsは4日、悪用が確認されていたAdobe製品のコードサイニング証明書を無効化する措置を実施した。

 この問題は、AdobeのWindows製品で使用していたコードサイニング証明書が、マルウェアに悪用されていることが確認されていたもの。Adobeではこの問題に対処するため、2012年7月10日以降に署名された該当するソフトウェアに含まれている証明書を失効させることをアナウンスしており、今回予定通り、証明書が無効化された。

 Adobeでは、今回の証明書の失効はWindowsプラットフォームとAdobe AIRの3種類のアプリケーションにのみ影響があり、大半のユーザーはこの問題による影響を受けないが、一部のWindows環境の管理者は特別な措置が必要になる場合があるとして、サポートページを公開している。

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