テラスカイ、NTTソフトへ第三者割当増資を実施~北米でSkyOnDemandを共同販売


 株式会社テラスカイは4日、NTTソフトウェア株式会社(以下、NTTソフト)を引受先とする第三者割当増資を10月5日付けで行うと発表した。両社は2010年9月に資本・業務提携して以降、協業を進めてきたが、北米市場の本格開拓を目指してさらに関係を強化するという。なお今回の増資引受により、NTTソフトの持ち株比率は約10%から約19%にアップする。

 両社が2010年9月に行った提携では、NTTソフトの技術者が、テラスカイからSalesforceを初めとするクラウド導入のノウハウを取得し、クラウド関連のSIを本格的に実施するようになったほか、NTTグループをはじめとする大きな顧客基盤に対して、クラウド導入支援サービスを提供してきた。またNTTデータは、パブリッククラウドと企業内の基幹システムとのデータ相互連携を行えるテラスカイのクラウドサービス「SkyOnDemand」の総販売代理店となり、同サービスの販売活動を行っている。

 今回はさらに、9月にテラスカイが立ち上げた米国の現地子会社で、北米市場におけるSkyOnDemandの共同販売を実施していくとのこと。

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