IDCフロンティアのクラウドサービス利用を支援する「RightScale職人」


 アイレット株式会社は29日、自社が運営するクラウド事業「cloudpack」において、クラウド運用をサポートするフルマネージドクラウドサービスのパッケージ「RightScale職人」を発表した。クラウド環境としては、IDCフロンティアが提供するセルフポータル型のクラウドコンピューティングサービス(以下、IDCFクラウド セルフタイプ)を利用し、IDCフロンティアの支援を受けたcloudpackが、各種サポートを提供する。

 IDCフロンティアでは、IDCFクラウド セルフタイプ(仮想サーバー5台)と米RightScaleのクラウド統合運用管理ツール「RightScale Cloud Management Platform」(以下、RightScale Platform)の利用料金をセットにして、パッケージサービス「RightScaleプラン スタートアップ」を販売しているが、RightScale職人はこれを利用したフルマネージドサービス。環境構築から運用・保守、監視、技術サポートまでをセットにして、cloudpackが提供する。

 具体的には、RightScale Platformを含めたIDCFクラウド セルフタイプの環境構築、ミドルウェア設定まで含むシステム構築のサポート(平日の10時~19時)を提供。また、24時間/365日の運用監視、障害対応、プロジェクト管理ツール「Backlog」などの提供も行うとのこと。

 なおこのサービスでは、cloudpackがユーザーに代わっての作業や、問い合わせ対応を行うが、必要に応じて、RightScale Platformをユーザー自身で直接操作することも可能だ。

 価格は、初期費用が20万円(税別)、月額料金が20万円(税別)で、RightScaleプラン スタートアップの価格も含まれている。

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