NEC、容量約2倍にした2Uラック型NAS「iStorage NS500Rc」


iStorage NS500Rc

 NECは2日、NAS製品「iStorage NSシリーズ」において、2Uラック型モデル「iStorage NS500Rc」を発売した。

 同シリーズは、主に中堅・中小企業やSOHOを対象に、ファイルサーバー用途やバックアップ用途として提案するストレージ製品。新製品となるiStorage NS500Rcでは、省電力パーツの採用や独自の冷却設計などにより、消費電力の削減と動作環境温度40℃対応を実現するとともに、HDD最大容量を従来比約2倍に増強している。

 また、グループ化した複数装置(サーバーやストレージ)に対して、自動的な電力割り当てが可能なグループパワーキャッピング機能に標準対応し、従来、個々の装置で必要だった設定をグループ単位にまとめて一括実施できるようにした。

 ラインアップは、ディスク拡張モデルと18TB搭載モデルの2モデルを用意。ディスク拡張モデルでは、筐体前面に2.5型SAS HDDを最大24台、従来比約2倍の最大24.6TBまで収容できる。18TB搭載モデルでは、筐体前面に3.5型3TB SATA HDDを6台標準搭載、6台追加可能で、従来比約2倍の最大36.6TBまで収容できる。CPUはいずれもXeon E5-2430×1基、メモリは6GBを搭載。

 価格はディスク拡張モデルが72万8000円(税別)から、18TB搭載モデルが109万8000円(同)から。

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