カカクコム、月間7億PVのサービスを支えるストレージ基盤にNetAppを採用


 ネットアップ株式会社は2日、株式会社カカクコムが運営するWebサイトを支えるストレージシステムとして、「NetApp FAS」システムが採用されたと発表した。

 カカクコムは、購買支援サイト「価格.com」やランキング・クチコミのグルメサイト「食べログ」をはじめ、さまざまなWebサービスを提供。2012年6月時点でグループサイト全体の月間利用者数は8074万人、総ページビュー(PV)17億156万を達成している。

 カカクコムは従来、これらのWebサービスごとにDAS(Direct Attached Storage)を基本としたストレージ環境を構築していたため、サービスの拡大に伴って追加導入したディスクストレージが分散化するといった課題を抱えていた。現在では500台以上のサーバーOSが稼働し、画像ファイルサーバーのデータ量が3年半前と比べて6倍以上に増加するなど、サービス規模の急伸に合わせた統合型ストレージシステムの構築が急務となっていた。

 そこでストレージシステムを選定。同社が必要とするディスク容量とアクセス性能を両立できることに加え、運用管理ソフトの使いやすさ、ストレージOSの安定性、データ保護機能の充実度などが決め手となり、NetApp FASシステムの採用を決定したという。

 導入されたのは「NetApp FAS6210」。まずは月間7億PVの「食べログ」を支える基盤として導入。高速なSASドライブを搭載し、さらにアクセス性能を引き出すためにFlash Cacheモジュールも組み合わせた。また、メインストレージのD2Dバックアップを実施するため、シングル構成の「NetApp FAS3210」も同時に導入した。

 カカクコムは、今回のシステムを5年間の使用を想定して設計しているが、3年が経過したところで構成を見直す予定で、そのときの状況に応じて、ディスクシェルフやストレージシステム自体の追加を検討する予定。将来的には、サーバー仮想化基盤やデータベース環境向けのストレージシステムとしてもNetApp FASシステムの採用を検討しているという。

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