富士通、スマートデバイス対応の統合業務ポータルを構築する製品

　富士通株式会社は26日、Webフロントアプリケーション構築基盤「Interstage Interaction Manager V10」を発売した。

　同製品は、複数の業務システムを1つの画面で同時に表示する企業ポータルを簡単に作成できるもので、新版では、スマートデバイス向けの企業ポータルも作成可能となった。

スマートデバイスのポータル画面例

　同製品で統合した企業ポータルを、Androdi/iOS端末で利用できる。社内で利用する業務システムをスマートデバイスでも同様に利用できるため、高い操作性でいつでもどこからでも業務を行えるという。

　業務ポータルは「スマートセットアップ」機能により、簡単に構築できるとのこと。

　また、1回のログイン操作で複数の業務システムにアクセスできるシングルサインオン機能に加え、ログイン後、各システムへの入力や画面選択などの操作を自動実行し、目的の画面をダイレクトに表示できる機能を実装した。これにより、操作の手間と時間を省くことで、より業務の効率化が可能となる。

　価格はプロセッサライセンスが260万円（税別）から、ユーザー数従量ライセンスが45万円（同）から。出荷時期は8月下旬。