NTTアイティ、全社展開にも対応したSaaS型Web会議「ミーティングプラザ E-ASPサービス」


 NTTアイティ株式会社は24日、SaaS型Web会議サービス「ミーティングプラザ」のコース・メニューを拡張すると発表した。最大同時接続数の拡大、複数会議室の同時利用、常設会議室の使用などを可能とするクラウド型の「ミーティングプラザ エンタープライズASP(E-ASP)サービス」を、8月1日より販売開始する。

 「ミーティングプラザ E-ASPサービス」は、これまでオンプレミス型のシステムでしか利用できなかった、大規模多地点構成、複数会議室の同時利用といった機能を、クラウドサービスでも利用可能にするもの。複数部門で同時に個別のWeb会議を開催するなど、全社規模での利用が可能になるほか、サーバー、ネットワークの調達など、管理にかかわるトータル運用コストの削減を実現するという。

 具体的には、高音声品質、1280×1024ドットまでの表示に対応した高解像度映像のサポート、ファイルやアプリケーション、ホワイトボードなどの豊富な資料共有機能、テレビ会議装置からの接続、スマートフォンやタブレットなどを含めたさまざまな接続端末のサポートなど、従来より提供してきたASPサービスの機能は継承。その上で、複数会議室対応、最大128同時接続、常設の会議室を複数設定といった機能を取り入れている。

 ラインアップとしては、同時接続数8のE-ASP(8)から、同時48接続で大規模講演ルームも1室使えるE-ASP(48)、同時128接続で同ルームを3室まで同時に使えるE-ASP(128)まで、10のコースを新設した。

 価格例は、E-ASP(8)は初期費用10万円(税別)、月額費用12万5000円(税別)。E-ASP(128)は初期費用が40万円(税別)、月額費用50万円(税別)。各コース共通で、1年間の最低契約期間が設定されている。

 なおNTTアイティでは、年間100サービスの販売を目標としている。

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