トレンドマイクロ、Android/Mac OS Xに対応した中小企業向けのSaaS型ウイルスバスター新版


 トレンドマイクロ株式会社は24日、中小企業向けのSaaS型セキュリティサービスの新版「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス 5.0」を発表した。PCだけでなく、スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスについても、SaaS型で一元管理できる点が特徴という。提供は8月25日より開始する。

 「ウイルスバスター ビジネスセキュリティサービス」は、トレンドマイクロのデータセンターと連携して、企業内のセキュリティ対策を行うSaaS型のセキュリティサービス。各デバイスを管理する機能はクラウドサービスとして提供され、ユーザーはそのクラウド上の管理画面にログインすることで、パターンファイルの更新状況、ウイルス検索の履歴、不正なWebサイトへのアクセス履歴などを確認できる。

 今回の新版では、従来対応していたWindowsに加えてAndroidとMac OS Xに対応した。Android向けにはウイルス対策と、不正なWebサイトへのアクセスを防止するWebレピュテーションの両機能を、またMac OS X向けにはウイルス対策、スパイウェア対策、Webレピュテーションの各機能を提供する。

 バージョンは、Androidが2.2.x/2.3.x/3.x/4.x、Mac OS Xが10.5.7以降/10.6.x/10.7.xに対応する。

 参考価格は、1クライアントあたり年額8000円(税別)。なおこのサービスは、日本事務機、CEC、東芝テックソリューションサービス、さくらケーシーエス、HCS、ジャパンギャランティサービスといったパートナー企業から提供される。

 トレンドマイクロでは、今後1年間に5億円の販売を見込む。

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