NECフィールディング、XenAppを採用したVDIソリューションパック


 NECフィールディング株式会社は17日、デスクトップ仮想化環境(VDI)を短期間で導入可能とするサービス「デスクトップ仮想化ソリューションパック」のラインアップ拡充として、サーバーベース型モデル「同(XenApp版)」を発売した。

 新たに追加したサーバーベース型モデルは、サーバーOS上で動作する1つのアプリケーションを複数の端末で共有する環境を提供するもの。これにより、各ユーザーのPCにアプリケーションをインストールする工数を削減でき、システム管理者の負担を軽減できるという。

 主な特長は、デスクトップ仮想化ソフトとしてXenAppを採用する点。各種周辺機器の利用、ネットワーク帯域を抑えた通信など高機能なVDIを実現している。即座に運用開始できる構築済みのPCサーバーを提供。運用開始から3年間の保守サービスとハードウェア障害時の通報サービスをパックしている。

 対応デバイスは、Windows PCのほか、Linux、Mac、Android。価格は20クライアントで450万円(税別)。同社では今後3年間で10億円の売り上げを目指す。

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