Windows Server 2012も8月第1週にRTM、9月より一般提供開始に


 米Microsoftは9日(米国時間)、次期サーバーOS「Windows Server 2012」のRTM(Release to Manufacturing)版が8月の第1週に提供されると発表した。製品版は、9月より複数のチャネルを通じて提供されるという。

 すでに発表されているように、クライアントOSのWindows 8も8月の第1週にRTMとなるため、同じタイミングでの提供開始になるとみられる。ただし、Windows 8の製品版は10月末までに提供される予定のため、一般にはサーバーの方が一足早くお目見えすることになる。

 なおWindows Server 2012のエディションについては、複雑なエディション構成を整理し、「Standard」「Datacenter」「Essentials」「Foundation」の4つで提供されることが明らかになっている。従来、StandardとDatacenterの間にあったEnterpriseが廃され、またStandardとDatacenterの機能差も実行可能な仮想インスタンス数のみとなっており、かなりわかりやすくなった。

 日本マイクロソフトによれば、ボリュームライセンス(Open NL)での推定小売価格は、Standardが16万9600円、Datacenterが92万4300円、Essentialsが8万1700円で、FoundationはOEM専用となる。

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