クライム、Oracle Databaseの監査・パフォーマンス分析を行えるツール「Ignite for Oracle」


 株式会社クライムは9日、Oracle Databaseの監査とパフォーマンス分析機能を行えるソフト「Ignite for Oracle」を同日より販売開始する。

 「Ignite for Oracle」は、米Confio Softwareが開発したOracle Database向けの監査/パフォーマンス分析ツール。重要な統計値を相互に関連付けて、応答時間、サーバーの正常性、セッション統計値がどのように相互作用しているかを分析し、パフォーマンスの全体像をユーザーに示すことで、Oracle Database内での遅延の根本原因を見つけられるという。

 また、応答時間やサーバー統計値の25の分析コードをキャプチャし、履歴の傾向分析を実施する点も特徴。現在の状況のみを重点的に取り扱う競合ツールと異なり、繰り返し発生する手掛かりを分析することで、Oracle DatabaseやOracle EBSの応答が遅い原因を突き止められるとのこと。

 なお、監視対象へのエージェントソフトのインストールは不要で、監視しているデータベースにかかる負荷は、1%以下に抑えられるとしている。対応するデータベースは、Oracle 8i(8.1.7以上)、9i、10g、11g(RACを含む)。

 市場想定価格は、CPUコアあたり18万円(税別)から。

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(石井 一志)
2012/7/9 14:28