チェック・ポイント、ボット対策を標準搭載した脅威対策アプライアンス


 チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社(以下、チェック・ポイント)は6日、ボット対策を標準搭載したアプライアンス新モデルを発売した。

 今回発表したのは、「Check Point 4809/12209/12409/12609」の4モデル。価格は同4809が456万円(税別)から。Firewall、VPN、Mobile Access、Identity Awareness、Advanced Networking、Acceleration&Clusteringのほか、セキュリティの脅威に対して有効な以下のSoftware Bladeが標準搭載されている。

  • 感染したボットの存在を検知し被害を最小化するAnti-Bot Software Blade
  • マルウェアの外部侵入や内部拡散を阻止するAntivirus Software Blade
  • 既知および未知の攻撃からネットワークを防御するIPS Software Blade
  • マルウェア感染リスクのあるサイトへのアクセスを防止するURL Filtering Software Blade

 特にAnti-Bot Software Bladeは、同社アプライアンスに初めて搭載され、複数のリスク要因を相関分析してボットを検出し、感染したホストと遠隔地にいるボット管理者との通信を直ちに遮断し被害を防いでくれる。

 さらに今回の新モデルでは、世界各地の脅威情報を収集し、ほかの組織ネットワークとセキュリティ情報を共有できる脅威情報配信サービス「Check Point Threat Cloud」に対応しており、最新情報がゲートウェイに自動的にアップデートされる。Anti-Bot Software BladeやAntivirus Software Baladeはこれにより機能が強化され、適切な対策をタイムリーに講じることが可能という。

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(川島 弘之)
2012/7/6 14:33