IIJ、オンラインストレージサービスに100GB以上の大容量メニュー


 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は3日、オンラインストレージサービス「IIJドキュメントエクスチェンジサービス」において、100GB以上および1TB以上の大容量ディスクを備えた新メニューの提供を開始した。

 新メニューでは、100GB単位で実質上限なくディスク容量の契約が可能。従来メニューでは1GBごとにディスク容量を追加する必要があったが、より大容量の環境にも柔軟に対応する。

 プロジェクト管理機能も搭載。プロジェクトと呼ばれる領域を任意の一だけ設定できる。プロジェクトごとにアクセスできるメンバーを制限できるほか、プロジェクト単位で使用可能なディスク容量を最大10TBまで割り当て可能。また、任意のユーザーにプロジェクトメンバー登録などの権限を委譲できるため、管理者の負担を軽減できる。

 フォルダごとにファイルの保存期間を一年(一日単位)で設定することも可能。保存期間の過ぎたファイルは自動削除されるため、ファイルの消し忘れによるディスク容量の浪費や情報漏えいを未然に防げるとする。また、新メニューでは従来のSSLによる通信暗号化に加え、サーバー側でのデータ暗号化にも対応した。

 新メニューは「GBパック」と「TBパック」の2種類。GBパックは100GBからの契約となり、価格は初期費用が2万円(税別)。月額費用の基本料金が5万円(同)、アカウント料金が50円(同)/アカウント、ディスク料金が4万円(同)/100GB。TBパックは1000GBからの契約となり、初期費用が2万円(同)。月額費用の基本料金が4万5000円(同)、アカウント料金が30円(同)/アカウント、ディスク料金が2万4000円(同)/100GB。

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