日立Sol、「Oracle Database Firewall」の導入サービス


 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は28日、データベース(DB)の改ざんや不正アクセスを防ぐ「Oracle Database Firewall」の導入サービスを29日より提供する。

 Oracle Database Firewallは、SQLを解析してDBへの不正なアクセスを遮断し、外部からのデータベースの改ざんなどを防ぐオラクル社製品。万が一外部からDBに侵入されても、収集したSQLをログとしてレポートし、リアルタイムに警告することで、不正アクセスの早期発見を可能人する。さらに動作しているアプリケーションやDBの変更を必要としないため、ユーザーはDBの性能や処理速度を維持しながら、セキュリティを向上できるのが特長という。

 日立Solが提供する導入サービスでは、Oracle Database Firewallの導入検討段階における現状分析、要件定義、セキュリティポリシーの策定支援、導入後のモニタリング運用支援までワンストップにサポートする。

 具体的に、既存のDB環境の脆弱性を分析し現状の課題を洗い出す「コンサルティング」、Oracle Database Firewallの設計矢向地区を行う「環境設計・構築」、Oracle Database Firewallのバックアップ・リカバリ、運用監視などを整備する「運用設計・構築」、アクセスログからDBの利用状況や不正アクセスの有無などをモニタリングする「運用支援」、機能や運用方法に関する問い合わせに対応する「問題解決支援」の5点を提供する。

 日立Solでは同サービスについて、2012年度に20件の採用を目指す考え。

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