NTTアイティ、Mac OSやAndroidに対応したオンプレミス版のWeb会議システム新版


Android版の画面イメージ

 NTTアイティ株式会社は19日、Web会議システム「ミーティングプラザ」の新版として、オンプレミス型の「ミーティングプラザ・システム V6.1」を発表した。Android端末やMac OSからの利用に対応したほか、音声品質、操作性が向上しているという。販売は7月2日より開始する。

 ミーティングプラザ・システムは、ユーザー企業側にサーバーを設置する、オンプレミス型のWeb会議システム。今回の新版では、クラウド版のミーティングプラザがすでに対応しているAndroid端末やMac OS X 10.6/10.7からの利用を新たにサポートした。いずれも、Windows PCと同じく最大32拠点までの映像表示に対応しており、Androidではアプリケーションの画面共有機能を用いて、同じ画面データを参照しながらの会議を行える。またMac OS Xについては、チャットによるテキスト通信とWebページ共有機能を利用できるとのこと。

 音声品質については、G.722の採用によって従来よりも向上しており、独自のG.722用多地点向け動的ミキシング技術により、多人数発話時でも追加帯域なしでの高音質会議を行えるという。

 加えて、アプリケーション共有の内部方式が追加され、アプリケーション共有時のビデオ映像表示を改善。また表示する拠点映像を最小化する機能が追加され、画面レイアウトの自由度も向上した。

 価格は、最大同時接続16本の基本パッケージライセンスが140万円(税別)から。NTTアイティでは、年間100システムの販売を目標としている。

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