エルザジャパン、レイテンシ150nsの低遅延スイッチ「Gnodal GSシリーズ」を販売開始


 株式会社エルザジャパンは14日、最小150nsの低レイテンシを実現した英Gnodalのスイッチ「Gnodal GSシリーズ」を販売開始すると発表した。システムの規模が拡大しても、低レイテンシー性能と高帯域性能を維持できるため、データセンター内における低レイテンシのアプリケーション・仮想化・高性能ストレージ・サーバー集約などのインフラとして利用できるという。

 「Gnodal GSシリーズ」は、低遅延が特徴のトップオブラック向けスイッチ。最初のスイッチによるレイテンシは150nsと低く、さらにGnodal GSシリーズを1つ経由するごとに追加されるレイテンシは66nsだけのため、数千ポートからなる大規模なファブリックでも、最大414ns以下のレイテンシでネットワークを構成できるとしている。

 ラインアップとしては、10Gigabit Ethernet(GbE)ポート×72を搭載するスイッチ「GS7200」、10GbE×40ポート、40GbE×8ポートを搭載する「GS4008」、40GbE×18ポートを備えた「GS0018」といった、1Uサイズの3モデルを用意する。

 また、2Uサイズに40GbE×72ポートを搭載する「GS0072」も提供される。なおこのモデルのみ、レイテンシが285nsと若干大きくなっている。

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(石井 一志)
2012/6/15 15:02