ノベルのSUSE Linux Enterprise Server、Windows Azureの仮想マシン機能に対応


 ノベル株式会社は13日、SUSE Linux Enterprise Server(SLES)およびOpenSUSEが、日本マイクロソフトのクラウドサービスであるWindows Azureの仮想マシン機能内で動作可能になったと発表した。

 Windows Azureの仮想マシン機能は、いわゆるIaaS型のクラウドサービス。現在まだCTPの段階ではあるものの、Windows以外にLinuxをサポートすることが発表されており、その1つとしてSLESとOpenSUSEが対応した。

 また、ノベルの管理ツールであるSUSE StudioもWindows Azureに対応しており、ワンクリックデプロイメント機能によって、SLESベースのアプリケーションを容易にWindows Azure上へ展開できるという。さらに今後は、自動メンテナンス機能を追加する予定で、これが実現すると、Windows Azure上のSLESを、常に最新のセキュリティパッチ、バグフィックス、新機能が適用された状態に保てるようになる。

 もちろん、ノベルからのサポートもオンプレミス環境と同様に適用されるとのこと。

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