ジュニパー、巨大コアルータを構築可能な「TX Matrix Plus」の性能を拡大~最大22Tbpsのスループットを提供へ


 ジュニパーネットワークス株式会社(ジュニパー)は8日、自社のコアルータ「T4000」「T1600」について、マルチシャーシルーティングソリューション「TX Matrix Plus」の容量を拡大すると発表した。従来のシステムと比べて2倍以上のスループットを持つとのことで、新システムは2012年第4四半期からの提供を予定している。

 T4000/T1600は、それぞれ最大3.84Tbps、最大1.6Tbpsのルーティングスループットを持つシャーシ型のコアルータ。これらの製品では、複数のルータを連結して仮想的に1つの巨大なルータを作り出すソリューション「TX Matrix Plus」に対応しているが、今回、その対応規模が拡大された。

 T4000であれば4台、T1600であれば8台までの連結に対応し、両者を組み合わせて最大22Tbpsまでのスループットを提供可能。将来的には、64Tbpsまでの拡張を予定しているとのことだ。

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