大判プリンター向けクラウドサービス「HP ePrint&Share」のAndroidアプリ


 日本HPは6日、大判プリンター向けクラウドソリューション「HP ePrint&Share」において、新たにAndroidアプリの提供を開始した。Google Playから無償でダウンロードできる。

 HP ePrint&Shareは、ファイルシェアリング機能を使用して設計図面やGIS(地理情報システムの画像)など、大判プリンターでプリントされるようなファイルサイズの大きいデータを、クラウド上で簡単に共有できる無料のサービス。HP ePrint&Shareフル対応の大判プリンターを使うと、PCを介さずにプリンターから直接クラウドへ接続し、共有されたファイルのプリントを行える。スキャナー搭載モデルでは、スキャンしたデータを直接クラウドへアップロードすることも可能となる。

 2011年11月からは、iPhone/iPadなどのiOS端末に対応したアプリを提供しているが、今回新たにAndroid対応アプリを提供。これを利用することで、PCや対応プリンターから離れた場所でもHP ePrint&Share上に共有されたファイルにアクセスし、離れた場所にある対応プリンターへプリントジョブを実行することができる。

 対応OSは、Android 2.2/2.3/4.0。3.0は未対応。

関連情報
(川島 弘之)
2012/6/6 16:24