日立システムズ、プライベートクラウド基盤を一括提供する「Hyper-V Cloud Pack」


 株式会社日立システムズは31日、仮想化機能「Hyper-V」および統合管理ソリューション「System Center 2012」を日立製ハードウェアと組み合わせて、プライベートクラウド環境のシステム基盤として提供する「Hyper-V Cloud Pack」を発売した。

 同製品では、大容量のメモリと広帯域のI/O性能を備えた日立製ブレードサーバー「BS500」や、ストレージ、ネットワーク機器などのハードウェア製品と、Windows Server 2008 R2 Hyper-V、System Center 2012などを、プライベートクラウドに適した推奨モデルとして一括提供する。

 System Center 2012を活用するため、利用部門からのサーバーリソース要求に対して、ワークフロー形式で自動的にテンプレート化されたITリソースを提供するセルフサービスポータル機能が利用できる。これにより、システム部門は必要な時に必要なだけサービスリソースを提供でき、管理負荷を軽減可能。

 また、サービスポータル機能により、部門ごとの利用状況を把握し、個別に課金することもできる。

 価格は5748万7500円から。PCサーバー「HA8000」を活用した安価なモデルも準備中とのこと。

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(川島 弘之)
2012/5/31 11:41