SolarWinds、ネットワーク管理ツール「Network Performance Monitor」の日本語版を提供


 米SolarWindsは30日(日本時間)、ネットワーク管理ソフト「SolarWinds Network Performance Monitor(NPM)」の日本語版を同日より提供開始すると発表した。すでに英語版での提供は行われていたが、日本国内での販売をいっそう強化するため、日本語版を提供する。

 「SolarWinds NPM」は、異なるメーカーのネットワーク機器や、それらの機器で構成されるネットワークのパフォーマンスを、包括的に監視できるネットワーク監視ツール。自動化されたネットワーク検出とマッピング機能、すぐに利用できカスタム設定にも対応したレポート機能などを備えており、ユーザー自らの手でも迅速に導入できる点が特徴という。

 また、ネットワークの規模に合わせた拡張をサポートし、NetFlowトラフィック分析、IPSLA WANモニタリング、IPアドレス管理、ネットワーク設定管理、ユーザー端末の追跡、アプリケーションおよびサーバーパフォーマンス監視など、追加の管理機能も備えているとのこと。

 同社では2011年末から日本市場への取り組み強化を発表しており、日本語のWebサイト開設や日本語によるカスタマーサポートチームの編成など、ローカライズ作業を順次行ってきた。今回の日本語版提供もその一環となる。

 価格は、初年度の保守費用込みで29万円から。30日間無料のトライアル版も提供されており、SolarWindsのWebサイトからダウンロードできる。なおSolarWinds製品は、丸紅情報システムズ、ダイキン工業、ミツイワなどの代理店を通じて購入できるとのことだ。

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