日本IBM、Windows/UNIX環境の事業継続を支援するクラウドサービス


 日本IBMは16日、WindowsやUNIX環境の事業継続を支援するクラウドサービス「SmarterCloud Virtualized Server Recovery」を発表した。9月より提供する。

 同サービスは、WindowsやUNIXサーバーで稼働している基幹および主要業務の災害対策(DR)を低コストで提供するクラウドサービス。企業が本番機として利用しているシステム環境をIBMのデータセンターに自動複製し、障害発生時にはDR用の仮想環境に短時間で切り替えることで事業継続を可能とする。

サービス概要図

 同サービスでは「常時復旧可能な仮想マシン」「災害時割り当ての仮想マシン」の2種類のサービスを用意し、ユーザーが必要なサービスレベルに応じて選択できる。

 標準サービス期間は36カ月、価格はVM単位の月額課金となる。

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(川島 弘之)
2012/5/16 14:30