SAS、企業のデータマイニング活用を支援する「クイックスタートサービス」

　SAS Institute Japan株式会社（SAS）は15日、SASのデータマイニング製品「SAS Enterprise Miner」の導入・活用支援サービス「SAS データマイニング・クイックスタートサービス」を提供開始したと発表した。

　「SAS データマイニング・クイックスタートサービス」は、データマイニング製品を利用するための支援を行うサービス。データマイニングへの注目が高まっているものの、多くの企業では、スキルや経験、ノウハウの不足から、データマイニングの導入や活用の仕方を模索している状況にあるため、こうした企業を支援する目的でメニュー化された。

　ラインアップには「ライトコース」「スタンダードコース」の2種類を用意し、いずれも定額で提供する。このうち「ライトコース」では、顧客企業の業務でご利用されている実データを用いて、「SAS Enterprise Guide」およびSAS Enterprise Minerの操作方法、基本的な分析ノードの使い方を中心にトレーニングを行う。期間は、事前のヒアリングに加えて2週間程度を想定する。価格は150万円（税別）。

　一方の「スタンダードコース」は、「ライトコース」のトレーニングに加えて、実際に顧客企業のビジネス課題に応じた分析モデルの構築を、一連のデータマイニング・プロセスにのっとって実施する。これにより、サポートサービスの終了後、即座にデータマイニングを業務に活用できるという。期間は、事前のヒアリングに加えて約4週間を想定し、価格は300万円（税別）。