DNPがソフトバンクテレコムと提携、スマートデバイスの業務利用支援ソリューションを提供


 大日本印刷株式会社(DNP)は15日、スマートデバイスの業務利用支援分野でソフトバンクテレコム株式会社と提携すると発表した。DNPでは、ソフトバンクテレコムが取り扱うスマートデバイスを対象とした業務利用支援サービスを、同日より提供開始する。

 今回提供されるサービスは、タブレット端末やスマートフォンといったスマートデバイスの業務利用を包括的に支援するもの。以前からDNPでは、スマートデバイス向けの各種業務アプリを提供してきたが、今回はこれに、各種端末の販売および保守、これらの業務利用に際してのコンサルティングなどをあわせて提供するという。

 また、スマートデバイスを活用したソリューションやアプリの企画・開発、DNPがタブレット端末向けに開発したコンテンツ編集・配信サービス「SmartSignage」の提供も行い、ソリューションの企画・開発から端末の販売・メンテナンス・管理業務までをトータルに引き受け、これらの業務利用が円滑になるようサポートするとした。

 なおDNPは今後、スマートデバイス向けにアプリやソリューションを多数開発してきたノウハウや、両社が保有する営業力や技術力を生かし、企業の業務効率化、営業支援、販売促進などの幅広いソリューションをワンストップで提供する計画で、2014年度までに20億円の売り上げを目指すとのことだ。

関連情報
(石井 一志)
2012/5/15 12:25