ネットスター、安全なリモートアクセス環境を提供する「サイトアンパイア モバイルSRAサービス」


 ネットスター株式会社は26日、株式会社ベーシックとセキュアリモートアクセス分野で協業すると発表した。これに伴い、セキュアリモートアクセスサービス「サイトアンパイア モバイルSRAサービス」を5月7日より提供する。

 「サイトアンパイア モバイルSRAサービス」は、ネットスターの中小規模オフィス向けフィルタリングサービス「サイトアンパイア」と、ベーシックのエンドポイントセキュリティ製品「B-Link IPCC」を組み合わせ、セキュアなリモートアクセスを実現するもの。

 具体的には、VPNを利用して外出先から社内へアクセスする場合、接続先をサイトアンパイア対応ルータに限定することで、安全なリモートアクセス環境を提供する。同時に、Webアクセスに関しても社内と同じポリシーでの運用が可能なため、Web経由の情報漏えいやウイルス感染を防止できるという。

 こうした制御は専用ソフトを利用するが、個人所有のPCなどで専用ソフトがインストールできない場合は、キーデバイス「UC-keyオプション」を利用する。

 さらに「Androidオプション」を利用すれば、スマートデバイスのネットワーク接続状況に応じて、あらゆるアプリケーションの起動可否を自動的に切り替えられる。例えば、システム管理者が利用を認めたネットワークに接続している場合は「業務アプリケーションのみ利用可能」、それ以外のネットワークに接続している場合は、「利用不可」といった運用が行えるとのことだ。

 価格は、初期費用が14万円(税別)、年間利用料は基本サービスが7万2000円(税別、5台まで)から、UC-keyオプションが9万2000円(税別、利用台数10台まで)。ルータは、ヤマハのRTX1200、IIJのSEILルータ X1/X2で利用できる。クライアント側の対応OSは、Windows Vista/XP。

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