デジタルアーツのWebフィルタリング、NEC製アプライアンスに搭載して提供


 デジタルアーツ株式会社は18日、NECプロキシアプライアンス製品に標的型サイバー攻撃対策機能を搭載して販売する。

 NEC製のハードウェアアプライアンス製品「Express5800/InterSec」、および仮想アプライアンス製品「InterSecVM」に、「i-FILTER ICAP Server Ver.7」を有償オプションとして提供する。

 i-FILTER ICAP Server Ver.7は、ICAP通信によってプロキシサーバーと連携し、Webの私的利用による業務効率の低下や情報漏えいを防ぐとともに、標的型サイバー攻撃によってマルウェアに感染した場合に有効な「出口対策機能」を搭載したWebフィルタリングソフト。

 標的型サイバー攻撃には通信の出口で意図せずに機密情報が漏れ出さないかチェックする「出口対策機能」が有効とされる中、アプライアンス製品の需要も高まっているという。

 今回、NEC製プロキシアプライアンスにi-FILTER ICAP Serverを搭載させることで、こうしたニーズに対応するとともに、インストールや構築作業の手間を削減する狙い。

 デジタルアーツは今後もNECと協力しながら、Web上の脅威への対策を訴求していく方針。

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