Peach Aviation、統合情報プラットフォームにExchangeとSharePointのクラウドサービスを採用


 日本マイクロソフト株式会社は16日、日本初の本格的LCC(格安航空会社)として注目を集めるPeach Aviation株式会社が、統合情報プラットフォームの構築のためにExchange ServerとSharePoint Serverを採用し、クラウドサービスとして利用していると発表した。

 3月より就航を開始したばかりのPeach Aviationでは、成長による企業規模の変化に柔軟に対応するために、必要に応じて機能の拡張やカスタマイズが行える情報共有基盤の構築を目指していたが、競争力を維持・強化するめに欠かせない「コスト削減」も両立させる必要があり、“持たざるIT”を実践するクラウド環境の利用を進めてきた。

 そうした中で、さまざまなクラウドサービスを比較検討した結果、マイクロソフトのテクノロジーを活用できるクラウドサービスを選択。統合情報プラットフォームとしてExchange Server 2010と、SharePoint Server 2010を採用し、数年後の姿として予想される、同社の企業規模やワークスタイルの変化にも対応可能なインフラを整えたという。

 なお、Peach Aviationが利用するExchange Server、SharePoint Serverは、ともに日本マイクロソフトのパートナーであるメソッドIT株式会社のホスティング環境におかれており、Peach Aviationはそれをクラウドサービスとして利用する形態を採用しているとのこと。

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