富士ソフト、Google Appsに対応するメール誤送信防止ツール


 富士ソフト株式会社は3日、Google Appsに対応したメール誤送信防止製品「FSBizTool (チェキだっぷ・Web アドレス帳)」の提供を開始した。

 同製品は、メール送信先を再確認する機能と、氏名や所属から送信先アドレスを検索するGmail用アドレス検索機能付き共有アドレス帳で構成されるメール誤送信防止ツール。

 属性情報付きの共有アドレス帳を基に、あて先を選択して送信するまで3ステップの確認作業で、メール誤送信を防げるのが特徴。

 富士ソフトが2009年にGoogle Appsを前者導入したことに伴い、Gmailの付帯ツールとして開発し、全社8000人に対して約1年間の運用を経て製品化された。

 価格は3600円(税別)/ユーザー。別途年間保守費が必要。3年間利用した場合、ライセンス費と保守費を合わせて、ユーザーあたり月額160円(同)となる。富士ソフトでは、3年間で1億円/50社の導入を目指す。

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(川島 弘之)
2012/4/4 17:30