ビットアイル、レンタルサーバーサービスでFusion-io製超高速ストレージ「ioDrive」を提供


 株式会社ビットアイルは4日、自社データセンターユーザー向けのレンタルサーバーサービスにおいて、Fusion-ioの超高速フラッシュメモリ製品「ioDrive」を提供すると発表した。日本IBM製サーバーモデルの専用オプションとして、4月10日より提供開始する。

 「ioDrive」は、NANDフラッシュメモリとフラッシュコントローラを搭載した高速メモリストレージ。PCI-Expressを介してサーバーと接続するため、CPUからフラッシュメモリへのホップ数を最小限にし、劇的なI/Oの改善と低遅延を提供できるのが特徴で、HDDやSSDなどに代えて「ioDrive」を採用することにより、機器台数の削減、サーバーのCPU利用率向上などが期待でき、IOPSあたりの投資コストの抑制を実現するとした。

 当初は、SLCタイプのioDrive 160GBとioDrive Duo 320GBが利用でき、今後はMLCタイプのioDrive 320GBとioDrive Duo 640GBも追加される予定。最低利用期間は1~36カ月で設定される。価格は、初期費用が3万円(税別)から、月額費用が4万4000円(税別)から。

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(石井 一志)
2012/4/4 12:52