NTT Com、3種類のクラウドストレージサービスを「Bizストレージ」シリーズとして体系化

各サービスの機能強化も


 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は3日、企業向けオンラインストレージ「Bizストレージ」「ShareStage ASPサービス」「V-Pack」を新たに「Bizストレージ」シリーズとしてラインアップ化すると発表した。またこれに伴い、同日より名称を変更した。

 具体的には、クラウドストレージをファイルサーバーとして利用可能な「Bizストレージ」を「Bizストレージ ファイルサーバー」へ、オンラインファイル共有サービス「ShareStage ASPサービス」を「Bizストレージ ファイルシェア」へ、大容量ファイルを安全に転送する「V-Pack」を「Bizストレージ ファイルトランスファー」へ、それぞれ名称変更した。

 また各サービスで機能強化を行っている。まず「Bizストレージ ファイルサーバー」では、ファイルサーバー上に作成したフォルダの使用容量をユーザー自身が制限できるクォータ機能を提供する。追加料金等は不要。

 「Bizストレージ ファイルシェア」では、スマートフォンの画面に合わせた最適化表示をサポートし、スマートフォンからの利用を可能にした。スマートフォンのWebブラウザから、ファイルの閲覧、ダウンロードを行える。こちらも追加料金は不要。

 最後の「Bizストレージ ファイルトランスファー」では、日本と中国間のネットワーク遅延を改善するため、中国本土向けの高速なインターネット回線とファイル転送用サーバーを、香港に新設したとのこと。これにより、従来の100分の1程度の時間で、中国と日本の間での大容量ファイル転送が可能になるとしている。

 こちらの費用は、初期費用が5万円、月額費用が1万円/2IDより。

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