バンプレスト、KCCSの文書配信クラウド「GreenOffice Publisher」を活用

iPadの社内利用を促進


 京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)は29日、バンダイナムコグループの株式会社バンプレストが、iPadを用いた社内データ活用のため、企業内ドキュメント配信サービス「GreenOffice Publisher」を導入したと発表した。

 バンプレストでは、2010年6月に顧客とのコミュニケーションを強化すべく、営業部員を対象にiPadを支給し、商品画像やWeb CMなどの動画コンテンツをダウンロードして販促ツールとして利用してきた。さらに2011年7月にiPadを前者導入し、会議の効率化やページ数が多く持ち運びが困難な資料やマニュアルの閲覧など、端末活用の幅を広げることを計画した。

 その一環として、GreenOffice Publisherを導入。同サービスは、企業内のビジネス文書やカタログを電子化し登録・配信する機能、配信された電子書籍コンテンツを閲覧するビューア機能、情報セキュリティを確保するための文書管理機能を持つクラウド型サービス。

 バンプレストでは、1)PCとタブレットが混在する環境で使えること、2)コンテンツの暗号化、有効期限、端末認証などのセキュリティ機能、3)フォルダでの階層管理、ユーザー・グループ単位の柔軟なアクセスコントロール機能などを評価。現在は経営会議など重要度の高い会議でもGreenOffice Publisherを利用している。

 今後は部署ごとの会議での利用や、紙のカタログなどの電子化、iPadだけでなくPCでの利用にもその活用の幅を広げ、年間20~30%の紙資料削減を目指す考えという。

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