パナソニック ソリューションテクノロジー、設計から運用までを専任SEが対応するクラウドサービス


 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社は29日、クラウドサービス「クラウド型レンタル仮想サーバサービス」を4月1日より提供開始すると発表した。

 今回提供されるクラウドサービスでは、システム要件に合わせて、OS、メモリ、ストレージ、ネットワークなどのインフラの最適な構成を同社が提案し、仮想化、クラウド技術に精通した専任のSEが、設計・構築から運用までをワンストップで対応するのが特徴。これによって、システム管理者が不在の場合でも、安心してクラウドサービスを利用できるという。

 また、ネットゲームや短期キャンペーンサイトなど、要求リソースに変動がある場合にも柔軟にリソースを変更できるほか、運用開始後の構成変更なども、パナソニック ソリューションテクノロジーがリモートで対応するため、ユーザーはアプリケーション管理に集中できる。

 クラウド環境は、インターネット経由のパブリッククラウド、閉域網接続のプライベートクラウドに対応し、オンプレミスからクラウドへの移行作業も同社が実施するとのことで、VMware vCloud Directorを使用した仮想環境の構築により、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス環境間でのシームレスな連携が可能。さらに、クラウド環境に構築した開発・検証環境をユーザー環境にインポートし、本番環境として利用することも可能とした。

 価格は、1VM構成(3vCPU、メモリ3GB、ストレージ100GB)、OS・ミドルウェア環境の設計・構築作業、リモートサポート(24時間365日対応)などを含む基本サービスが月額6万7200円。サービスは最短1カ月から利用できる。

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(石井 一志)
2012/3/29 13:40