IBS、統合監視ソフト「Zabbix」のバックアップツールを開発へ


 株式会社インテリジェンスビジネスソリューションズ(以下、IBS)は26日、統合監視ソフト「Zabbix」のバックアップツールを開発すると発表した。

 Zabbixは、サーバー・ネットワーク機器・アプリケーションなどを監視する統合監視ソフト。Zabbixにおけるバックアップはこれまで管理データベースの一括バックアップ、またはGUIからの部分的な設定データの抽出という手法のみだった。この場合、大規模な監視設備を構築すると、前者ではバックアップ処理時間が長期化し、後者では網羅的な設定のバックアップが困難だったという。

 IBSがZabbix SIAと開発スポンサー契約を締結し、新たにバックアップツールを開発することで、Zabbixサーバー上で設定したすべての設定情報を高速に一括バックアップ・リストアができるほか、定期的なバックアップの自動取得や、バックアップファイルの世代管理も可能となり、より安定したZabbbixの運用が実現するとしている。

 新しいバックアップシステムは4月以降、Zabbix社の公式サポート購入顧客に無償で提供される予定。

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