「Windows Server 8」のベータ版が公開、「Windows 8」のConsumer Previewも


 米Microsoftは2月29日(米国時間)、次期コンシューマ向けWindows「Windows 8」(開発コード名)のConsumer Preview版と、次期サーバーOS「Windows Server 8」(同)のベータ版を公開した。いずれも同社のサイトからダウンロードできる。

 Windows 8 Consumer Previewとは、Windows 8のプレリリース版。限られたユーザー向けに公開されていた開発者向けプレビュー版とは異なり、幅広いユーザーに公開しフィードバックを得るのが目的で、英語をはじめ中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、日本語の32ビット/64ビット版が公開されている。

 ダウンロードサイトで公開されている必要スペックは、1GHz以上のCPU、1GB(32ビット)あるいは2GB以上(64ビット)以上のメモリ、16GB(32ビット)あるいは20GB(64ビット)以上のディスク、DirectX 9以上のグラフィックデバイスと、開発者向けプレビューから特に変更はない。なお、タッチ操作を利用するためにはマルチタッチ対応のディスプレイなどが必要となる。

 一方のWindows Server 8についても、英語、中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、日本語の64ビット版が提供されている。

 Windows 8 Serverはクラウドとの連携を指向しており、「クラウド向けに最適化されたマルチテナント対応のインフラストラクチャを提供」(同社)するという。また、ハイパーバイザーであるHyper-Vも強化される。

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