ウォッチガード、中小企業向けのセキュリティアプライアンス「WatchGuard XTM 330」

WatchGuard XTM 330

　ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社（ウォッチガード）は30日、UTMアプライアンス「WatchGuard XTMシリーズ」のラインアップに、中小企業向けの「WatchGuard XTM 330」を追加すると発表した。同日より出荷を開始している。

　WatchGuard XTM 330は、75～100ユーザー規模の中小企業を主な対象とした、ラックマウント型のアプライアンス。WatchGuard XTMシリーズ共通のFireware XTM Pro OSを搭載し、ファイアウォール、VPNなどの機能を提供する。またオプションのUTMライセンスを購入することで、IPS、ゲートウェイアンチウイルス、スパム対策、Webフィルタリング、アプリケーション制御などの機能を追加できるとのこと。

　なおVPNは、SSL-VPNが利用可能なほか、iPhone/iPadなどiOSデバイスとのネイティブなIPsec VPN接続に対応しているため、これらのデバイスに追加アプリを導入することなく、簡単にVPN接続を始められるとしている。

　スループットはファイアウォールが最大850Mbps、VPNが最大150Mbpsで、すべてのセキュリティ機能を利用した場合でも最大70Mbpsのスループットを実現した。インターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×7ポートを搭載する。