クララオンライン、国内外の複数データセンターを利用したDRサービス


 株式会社クララオンラインは7日、データ同期ソフト「DRBD Proxy」を使用したディザスタリカバリ(DR)サービスの提供を開始する。

 DRBDは、HDDに書き込まれたデータを別の1~3台のコンピュータに複製し、リアルタイムレプリケーションを実現するオープンソースソフト。DRBD Proxyは、DRBDの適用範囲をWAN回線にまで拡張するオプション製品で、いずれもオーストリアLINBITが開発。日本では株式会社サードウェアが提供している。

 クララオンラインは、DRBD Proxyを活用しDRサービスを提供する。特長は、同社が東京・名古屋・中国・台湾・シンガポール・マレーシアなどで展開するデータセンターを利用し、複数の遠隔地によるレプリケーションを実現する点。

 9月7日より申し込み方法をWebサイトで公開。同サービスのリリースに伴い、「中小・ベンチャー企業の実践型BCP×データ保全~月額10万円からできるディザスタリカバリ~」と題したセミナーも28日に開催する予定で、企業内のさまざまなデータのDRについて、具体的な手法と実例を紹介するとしている。

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