日立ソリューションズ、リモートデスクトップアプライアンスのAndroid対応版を提供


 株式会社日立ソリューションズは30日、米Array Networksのリモートデスクトップアプライアンス「Array DesktopDirect」が持つ、Android端末から職場のPCへリモートデスクトップ接続できる新機能の提供を、8月31日より開始すると発表した。

 Array DesktopDirectは、セキュアなリモートデスクトップ環境を実現するアプライアンス製品。これを利用すると、従業員が自宅や外出先から職場のPCと同じ環境で業務作業を利用できるようなるため、作業効率の向上が望めるという。また、接続先のPCの電源もリモート操作が可能なことから、省電力環境でのリモートデスクトップ接続利用を実現できるとのこと。

 接続元としては、PCとiPad/iPhoneに対応していたが、今回はAndroid端末からの接続をサポートし、より多くのユーザーが利用可能になった。

 なお日立ソリューションズでは、2001年にArray Networksとの協業を開始し、販売のみならずユーザーへの導入支援、製品の性能改善と機能強化を同社とともに行ってきた実績がある。また、ノウハウに基づくサポート体制を構築しており、コンサルティングからソリューション提案、構築、運用支援までをワンストップで提案してきており、今回の機能強化版についても、支援を継続するとしている。

 価格は、「Array SPX1800 Value Edition」が85万7850円から、スマートフォンからの接続に必要なオプション「Advanced Client License for SPX1800」が8万9250円から。

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