NEC、クラウド基盤ソフト「OpenStack」開発・普及コミュニティに参画

　日本電気株式会社（以下、NEC）は19日、オープンソースソフト（OSS）のクラウド基盤ソフト「OpenStack」の開発・普及を推進するコミュニティに参画したと発表した。

　OpenStackは、プライベートクラウド基盤を低コストで実現するOSSのクラウド基盤。同コミュニティには、NASA（米航空宇宙局）やIaaSサービス事業者の米RackSpaceを中心に、国内外100社以上のベンダーが参画している。

　NECは、OpenStackコミュニティ、および国内で普及活動している「日本OpenStackユーザ会（JOSUG）」に参画し、OpenStackの機能強化、品質向上、情報発信、早期普及、人材育成に貢献するとともに、OpenStackを活用したSI構築やソリューションを提供する。

　さらに新ネットワーク制御技術「OpenFlow」に対応した同社製ネットワーク製品「UNIVERGE PFシリーズ（プログラマブルフロー）」についても、OpenStack対応を進める予定。