富士電機、複数のワークフローを統合管理する「ExchangeUSE」新版


 富士電機株式会社は12日、旅費精算、経費精算、勤務管理などのワークフロー統合管理を実現したパッケージソフト「ExchangeUSE Ver.10 L20」を発売した。

 ExchangeUSE Ver.10 L20は、基幹システムをカスタマイズすることなく、ワークフローパッケージから基幹システムに指示を与えることで、申請・承認・決裁などの業務プロセス間の連携を図り、企業内のワークフローの統合管理を実現できる製品。

 旅費精算、経費精算、勤務管理などの業務ごとに個別のワークフローを構築している場合に必要な、カスタマイズによる業務間の連携が不要になるのが特徴。手間やコストを削減できるという。

 複数の業務プロセスを一括管理して業務全体を見える化するとともに、組織変更・人事異動に対応する「複数世代管理」、処理を担当する「部門あて先指定」、納期を一目で把握できる「期日アラート管理」、日本語・英語・中国語の「多言語対応」、外出先から承認が可能な「スマートフォン対応」といった機能を備える。

 価格は、100クライアントライセンスが73万5000円、1000クライアントライセンスが551万2500円、CPUライセンスが420万円。同社では200社、10万ライセンスの販売を目指す。

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(川島 弘之)
2011/8/12 12:14