ベネッセ、マーケティング基盤の中核としてOracle Exadataを採用


 日本オラクル株式会社は4日、データベース・マシン「Oracle Exadata」が、株式会社ベネッセコーポレーション(以下、ベネッセ)のマーケティング情報基盤として導入されたと発表した。

 ベネッセでは、2009年8月に、顧客ごとに最適なサービスを迅速に提供するためのマーケティング基盤として、Exadataの活用を検討開始。実査に導入した結果、データ更新処理では約10時間かかっていたものを、約3時間にまで短縮できたという。

 またこの基盤ではバックアップ装置に「Sun StorageTek」を採用し、設計通りのバックアップ処理を実現できたとのこと。

 なおベネッセでは、「当社のIT部門が目指すのは、多様化するニーズに対応しながら個々のお客さまに最適なサービスを提供できる『次世代基盤』。Exadataを採用することで、膨大なお客さま情報を安全かつスピーディに管理・運用できるシステムを目指す」とコメントしている。

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(石井 一志)
2011/8/4 14:01