日本ユニシス、ワークスのERP製品「COMPANY」を拡販、クラウド版も提供


 日本ユニシス株式会社と株式会社ワークスアプリケーション(以下、ワークス)は1日、人事・会計システム分野で協業すると発表した。ワークスのERPパッケージ「COMPANY」シリーズの拡販、日本ユニシスのクラウドサービス「U-Cloud」上での提供を開始する。

 COMPANYシリーズは、あらゆる業種業態に求められる要件を標準機能で搭載するというERMパッケージ。法改正、制度変更、インフラ変更といった内外の環境変化にも無償バージョンアップで対応し、追加コストなく永続的に最新の機能を利用できるのが特長。2010年大企業向けERP販売社数で第1位を獲得するなど導入実績も順調に伸びており、日本ユニシスでも社内で採用、8月から運用を始めるとしている。

 この経験を生かし、日本ユニシスが製造・流通・金融・サービス・公共公益事業・自治体など自社のすべてのユーザーに拡販をスタート。同時にワークスへ「U-Cloud IaaS」のクラウド基盤を提供し、ワークスよりクラウド版「U-Cloud for COMPANY」としての販売も開始する。相互に商品・サービスの販売について協業することで、COMPANYシリーズとU-Cloud IaaSの市場拡大を促進する考え。

 日本ユニシスでは、COMPANYシリーズ、U-Cloud for COMPANY、および関連サービスで、今後3年間に50億円の売上を目指す。

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