スマホ内線化アプリ「uniConnect II」にAndroid版が登場


 エス・アンド・アイ株式会社(S&I)は21日、Androidスマートフォンを内線電話として利用可能にする発信専用ダイヤラーアプリ「uniConnect II for Android」を発表した。8月29日よりAndroid Marketにて無償提供する。

 uniConnect IIは、S&Iが提供する専用IP-PBXと連動させることで、オフィスでも外出先でも会社の固定番号でのスマートフォン発着信が可能となるアプリ。

 会社の固定番号で着信した場合も、キャリアの転送機能を使わずに発信者番号が表示される。スマートフォンに着信した通話の保留・解除、アドレス帳に登録された番号などへ転送も可能。キャリアのオプションサービスを利用しない留守番電話機能も備える。

 Airsync機能を使えば、メール・スケジュール・アドレス帳をAndroidスマートフォンと同期させることも可能。会社アドレスに届いたメールをスマートフォンから、会社アドレスで返信できる。

 そのほか、テキストリンクからのuniConnect発信、通話料金の公私分計、端末紛失時のデータ消去・回線停止機能を搭載。5月31日に発表した、災害時の社員の「安否確認機能」にも対応している。

 導入時の支援機能としては、利用者自身が特定のURLを入力すると、共通設定ファイルを自動ダウンロードし、一括設定する「設定値の一括インポート」をサポートする。

 対応機種は、ドコモのGALAXY S SC-02B / MEDIAS N-04C / REGZA Phone T-01C / Xperia SO-01B。ソフトバンクのGALAPAGOS 003SH / HTC Desire X06HT。auのhtc EVO WiMAX ISW11HT(WiMAX接続が必須)。そのほかの機種にも順次対応していく。

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