米Cisco、6500名の人員削減を発表~メキシコの一部工場も売却


 米Cisco Systems(以下、Cisco)は18日(米国時間)、全従業員の9%にあたる6500名の人員削減を行うと発表した。

 同社によれば、このうち2100名は、早期退職制度に応募した従業員。解雇される人員の中には、副社長以上の役職者も15%含まれているという。Ciscoでは、こうした人員削減などによって、年間10億ドルの経費削減を見込んでいるが、これらの措置による手当などの支払いのため、数四半期にわたって最大13億ドルを用意するとのこと。

 また今回は同時に、メキシコのセットトップボックス製造工場を、Foxconnに売却することも発表された。こちらでは5000名の人員を削減するが、この人員は、引き続きFoxconnに雇用される予定となっている。

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(石井 一志)
2011/7/20 14:42