EMCジャパン、ハイエンドストレージの下位モデル「Symmetrix VMAXe」


Symmetrix VMAXe

 EMCジャパン株式会社は20日、ハイエンドストレージのエントリーモデル「Symmetrix VMAXe」を発売した。仮想化されたクラウド環境や基幹系システム用に設計された製品で、価格は個別見積もり。

 VMAXeでは、上位モデルのVMAXでも利用され、データセンターレベルの可用性を提供する「Virtual Matrix Architecture」をはじめ、新しいエンジン設計、高密度のパッケージングなどを採用し、ハードウェアを一新した。エンジンは最大4基まで、ディスクは960本搭載でき、自動階層化機能「FAST VP」や、ローカルレプリケーションソフト「EMC TimeFinder」などのソフトも提供する。リモートレプリケーションにおいては「RecoverPoint」をVMAXe向けに開発した「EMC RecoverPoint/EX」を新搭載している。

 「EMC Virtual Provisioning」の管理機能により、分単位でのプロビジョニングを実現。仮想環境の管理を簡素化する管理機能として、さまざまな情報をリアルタイムに見られるダッシュボードなどを備えた「EMC Symmetrix Management Console」と「Performance Analyzer」、可用性を最大にする自動パス管理機能「EMC PowerPath SE」なども搭載している。

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