サイオス、Google Appsの機能拡張サービス「Gluegent」順次スタート


 サイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は19日、Google Appsの機能拡張サービス「Gluegent」シリーズを新設すると発表した。9月1日より順次提供する。

 Gluegentは、Google Appsを導入する際に必要な各種の拡張機能サービスを提供する統合ブランド。ユーザーは、サーバーを運用することなく、自社の運用に適した機能を追加できる。

 同シリーズ第1弾として、「Gluegent Gate」と「Gluegent Apps」を8月1日より提供する。前者は、セキュリティと管理機能を強化するもの。既存のセキュリティサービス「SIOS C3」を名称変更したもので、パブリッククラウドに対するアクセス制限やシングルサインオン、クラウド間のアカウント一元管理などを実現する。後者は、Googleのカレンダーとアドレス帳を強化するもので、カレンダーでは組織階層によるグループ表示を、アドレス帳では管理者による一元管理が可能な組織階層型共有アドレス帳を実現する。

 このほか、近日中にGoogle Apps、Google Maps、salesforce.comとのデータ相互運用を実現する「Gluegent Conncert」を、9月に「Gluegent Apps ワークフロー」を、10月に「Gluegent Apps 名刺管理」「Gluegent Apps 来訪者・往訪者管理」を、11月に「Gluegent Clip Crow」を提供する予定。

 サイオスでは新ブランドによりGoogle Appsの導入を推進するほか、企業のシステムインフラ構築、クラウドアプリケーションの受託開発などとあわせて、ワンストップでのシステム提案を行うとしている。

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