BIGLOBE、Salesforce CRMと連動したメール配信サービスを強化


 NECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は15日、Salesforce CRM上の顧客情報あてに、大規模なメール配信を行うサービス「BIGLOBEメールコミュニケーションサービス for Salesforce」を強化すると発表した。メール配信履歴をSalesforce CRM活動履歴に登録できるようになる。

 「BIGLOBEメールコミュニケーションサービス for Salesforce」は、Salesforce CRMと連動したメール配信のクラウドサービス。法人向けメルマガ配信サービス「BIGLOBEメールコミュニケーションサービス」の配信基盤を利用し、Salesforce CRMのメール配信数制限(1000通/日)を超えた、大量配信を実現することができる。また、メールの開封率やURLのクリック状況などの配信結果を、Salesforce CRMの各種データとひも付けられるため、顧客情報との一元管理も可能になるという。

 今回の強化では、このサービスでメール配信を行った履歴を、Salesforce CRM活動履歴に登録できるようになった。メール配信履歴をSalesforce CRM活動履歴に反映することで、メール配信による効果測定に役立てられるので、より細やかなメールマーケティングが実践できるようになるとのこと。なお、Salesforce CRM活動履歴やメモ欄へのメール配信履歴登録の有無は、メール配信ごとに選択できる。

 「BIGLOBEメールコミュニケーションサービス for Salesforce」の価格は、初期費用が2万1000円、月額費用が1万5750円(30万通)から。Salesforce CRMのライセンス契約は、別途必要になる。

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(石井 一志)
2011/7/15 12:13