DISと日本IBM、稼働させるアプリ込みの仮想サーバー構築パッケージ


 ダイワボウ情報システム株式会社(DIS)と日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は13日、仮想サーバーを、その上で稼働させるアプリケーションも含めて簡単・短時間で構築できるパッケージ製品「DIS Easy Virtual Package Plus(以下、EVPP)」を発売した。中堅企業向けに提供する。

 EVPPは、サーバー仮想か環境を構築するために必要なサーバー、仮想化ソフト、セットアップガイドをパッケージ化した「DIS Easy Virtual Package」に加え、業務アプリケーション、グループウェア、資産管理、セキュリティなどの幅広いラインアップから、アプリケーションを選択してセットで購入できる製品。アプリケーションは単一もしくは用途の違った複数を選択できる。要望に応じて、ハードウェア組み込み、仮想環境構築、アプリケーション設定など必要なサービスも提供する。

 顧客は、サーバーの仮想化や、仮想化統合における適切なサーバーの選定、アプリケーションに応じたサイジングが不要になるため、簡単かつ短時間で環境を整えられるのが特長。

 EVPP提供にあたり、DIS東京支社と日本IBM本社の2カ所に技術サポート窓口を開設。技術支援、EVPPで提供する仮想化サーバーの稼働検証、今後追加するアプリケーションの企画などを行う。将来的に、仮想アプライアンスとして提供可能なプリインストールモデルや、追加アプリケーションを簡単に導入できるアプリケーションモジュールなども提供する予定。

関連情報
(川島 弘之)
2011/7/13 15:16