明治、菓子製造工場などに日立のハンズフリー入退室管理製品を導入


 株式会社日立製作所(日立)と株式会社日立ハイテクトレーディングは11日、株式会社明治の菓子製造拠点直系3工場と同グループ会社4社に、無線通信ハンズフリー入退室管理システムを導入したと発表した。

 導入したのは、名刺入れや衣服のポケットに入る小型・軽量の無線通信タグを用いるハンズフリー入退室管理システム「AirLocation/MJ」。天井や壁、床などに設置したアンテナがユーザーの無線通信タグを検知し、タグ情報から個人を認証、入退室管理を行う。無線通信を利用するため、読み取り機などにタグ本体をかざす必要がない。タグを持たない者の不正立ち入りを防止するとともに、利用者はタグに手を触れる必要がないため、衛生面を確保しながら作業を効率化できる。

 明治は、フードディフェンスの強化策として、同システムを採用。2009年4月から順次導入し、2011年6月に導入完了した。合計約6000枚の無線タグを運用している。

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(川島 弘之)
2011/7/12 06:00